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お腹の赤ちゃんのために…パパにできること
パートナーが妊娠したとき、いったい男性は何をしたらいいのでしょうか? そんなパパたちのために、先輩パパの経験談を集めてみました。とくに初めての出産ともなれば、ママもパパも不安です。それでも一緒に赤ちゃんを迎える準備をしてあげたいのは一緒です。悪戦苦闘したパパのリアルな声をご紹介します。
妊婦さんっていろいろ大変!
妊娠中のママは、体調がすぐれなかったり、情緒不安定になったりすることが多いもの。赤ちゃんが産まれるまでの間、カラダもココロもママになるための準備をしているのです。
それでは、パパはママの妊娠期間中、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?
そこで今回は、パパも必見! 妊娠初期~出産のその日まで、悪戦苦闘したパパたちの声とサポートのポイントをご紹介します。
妊娠初期はできることから協力を
31歳/公務員
「妻が妊娠しても、最初はピンときませんでした。何を手伝えばいいのかわからなかったけど、疲れている妻を休ませてあげたくて、まずは食事の後片付けをやってみたところ、とても喜んでいました。最近つわりがつらそうなので、次は料理でも作ってみようかな…」
29歳/建設業
「タバコをやめるいい機会だと思ったので、妻の妊娠がわかったときから禁煙しました。お腹の赤ちゃんに悪影響がある。理由がハッキリしていてやめたので、続きましたね。赤ちゃんありがとう!っていう気持ちです」
妊娠初期の女性は、とも不安定。そんなママの支えになることからやってみよう、そんな気持ちでいいのです。
下記のことから心がけてみませんか?
・家事を手伝う
つわりがひどいときの家事はツラいものです。料理が苦手なら後片付けを、洗濯は苦手なら掃除を手伝ってみては?何か1つやってくれるだけでも、ママは嬉しいものです。
・話を聞く
妊娠初期のママは不安でいっぱい。ときには調子が悪くてイライラしてしまうことも…。家に帰ったら、ママのおしゃべりを聞いてあげましょう。また、「今日の体調はどうだった?」など、優しく声をかけてもらえるのも嬉しいものです。
・妊婦健診に一緒に行く
お腹の中の赤ちゃんは元気に育っているの? ママのカラダは健康なの? 妊婦健診では妊婦であるママと赤ちゃんの健康状態などがわかります。パパも可能な範囲で同席しましょう。
・禁煙する
妊婦さんとお腹の中の赤ちゃんにとって、タバコの煙は大敵です。愛煙家のパパは、ママと赤ちゃんのために、禁煙してみてはいかがですか?
妊娠中期はママと一緒にリフレッシュ!
33歳/自営業
「『安定期に入ったよ』妻のひと言をきっかけに、一泊の温泉旅行を企画してみました。お腹もまだそれほど大きくなっていないので、温泉にもつかれてリフレッシュできたみたいです」
30歳/医療関係
「妻と一緒に、両親学級に参加。赤ちゃんとの暮らしやお世話の仕方、出産のときの呼吸法などを聞くことができました。両親学級や妊婦健診は、ぜひパパにも参加してもらいたいですね!」
安定期に入ったら、無理のない程度にカラダを動かすことも大事です。ママと赤ちゃんと3人で楽しむというイメージで、ママを支えてあげるのもいいかもしれません。
・一緒に両親学級に参加する
両親学級は、自治体や産婦人科などで主催している、親になる人たちのための学校です。これから迎える出産や赤ちゃんのお世話の仕方などを学べるので、パパも一緒に参加しましょう。
・プチ旅行に行く
赤ちゃんが産まれたら、旅行にもしばらく行けません。安定期に入って体調が良ければ、夫婦で旅行をしてみてはいかがですか? 無理は禁物なので、のんびりできる温泉旅行などがおすすめです。
・腰や足などのマッサージをしてあげる
お腹の赤ちゃんが成長すると、腰痛や足のむくみなどが出てくるママもいます。1日の疲れが出る就寝前などに、腰や背中、足などを、優しくマッサージしてあげましょう。
妊娠後期は赤ちゃんを迎える準備を夫婦で行おう
35歳/デザイン関係
「お腹の赤ちゃんが男の子ということがわかり、妻と一緒に名前を考えるのが楽しくてしかたありません。ベビー用品も青いものでそろえたり…。もちろん荷物持ちで参加しています!」
28歳/会社員
「『最近お腹が張る』と不安になっている妻。セックスは少し控えるようにしています。そして、まだ出産には早いけれど、『今何が起きても俺がいるぞ』といえるように、出産について勉強しています!」
お腹も大きくなって、出産まであと少し! 初めての出産を目前に不安になっているママの支えになってあげましょう。
・入院や出産に向けた買い物に付き合う
入院中の衣類や産後の下着、赤ちゃんの肌着や衣類…。出産に向けて、必要なものはたくさんあります。ママの体調が良いときに、少しずつそろえていきましょう。
・入院中のために家事を覚えておく
ママが赤ちゃんと一緒に退院してきたら、家の中が散らかって大変なことに…! こうならないためにも、パパも最低限の家事はできるようになりましょう。完ぺきにできなくてもいいのです。汚れたら掃除機をかけておくくらいの気持ちで。
・いつでも連絡がとれるように
陣痛がいつ始まってもいいように、パパはいつでも連絡がとれるようにしましょう。仕事によっては連絡しにくいこともあるので、電話をかけられるときはパパから連絡をとるようにしましょう。
出産直前はパパがママを支えてあげて!
33歳/公務員
「出産は未知の世界でした。陣痛が始まったことは妻の様子を見ていてわかったのですが、自分にできることは背中をさすることくらいで…。無事に産まれて、妻に最初にかけた言葉は『お前、すごいな!』でした(笑)」
29歳/居酒屋経営
「店のスタッフに『妻の出産が近い』と伝えておいたので、陣痛が始まった日と翌日は仕事を休めました。何かあればいつでも対応できるようにすることが、妻の安心にもつながったみたいです」
出産のとき、パパにできることは限られているのかもしれません。それでも、できることは自分でやる、何があっても大丈夫とママを安心させてあげることはできるのではないでしょうか?
・陣痛の痛みに耐えるママをサポートする
パパにとって出産は未知の世界といいます。「痛みと戦うママを見て、何をしたらいいのかわからなかった」というパパが大半。そんなときは、痛みが強い腰をさすってあげるなど、マッサージをしてあげましょう。
パパとママ、2人で赤ちゃんを迎えてあげたいですね!
★今回のポイント★
・妊娠初期はできることから協力を
・妊娠中期は妊娠ライフを楽しんでみて
・妊娠後期はママの不安を受け止めて
・出産のときはそばで支えてあげましょう
この記事の監修
産科医 竹内正人先生
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