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あんなに元気だったのに…赤ちゃんの突然死は、なぜ起きる?

朝起きたら、赤ちゃんの呼吸が止まっていた…。原因不明の病気「乳幼児突然死症候群」(SIDS)は、予兆がありません。医学的な予防策はありませんが、赤ちゃんにとって危険かもしれないものを排除することはできます。まずは、赤ちゃんのまわりをチェックして、安全に眠れる環境をつくるようにしましょう。

原因不明の病気「乳幼児突然死症候群」とは?

「乳幼児突然死症候群」(SIDS)とは、生後2カ月~6カ月くらいの赤ちゃんが突然死亡してしまうもの。原因は不明で、夜寝かしつけたときは特に症状がなく元気だったのに、朝になったら呼吸が止まっていた、という亡くなり方が多いとされています。日本では、約6000人~7000人に1人の赤ちゃんがSIDSで亡くなっています。

 

突然死の原因は?

いまだはっきりとした原因はわかっていませんが、眠っているときに何かしらの要因で無呼吸状態になり、呼吸を戻すために働く覚醒反応が低下してしまったためではないかと考えられています。

 たとえば生後2カ月~6カ月くらいの赤ちゃんは、首が据わる前か、自分で寝返りがうてない時期です。うつぶせ寝をしていて、何かの拍子に口や鼻が布団で圧迫されてしまい、息ができなくなることもあるかもしれません。顔の上に布やビニールなどが落ちてしまい、呼吸ができなくなるかもしれません。原因がわからないからこそ赤ちゃんが眠っているときの安全をできる限り確保する必要があります。

 

赤ちゃんを守りたい!できる予防は積極的にしよう!

医学的には原因がわからないとされているSIDSですが、何かできる予防策はないのでしょうか? まずは、「眠っている赤ちゃんにとっては危険かもしれない」ものを排除しましょう。

 <赤ちゃんの睡眠時に注意すること>

□首の据わらない、寝返りのうてない赤ちゃんをうつぶせで寝かせない/赤ちゃんのカラダが埋もれてしまうような柔らかいマットレスに寝かせない…首の筋肉がついていない赤ちゃんは、自分の力で頭を動かすことができないため。

□ベビーベッドに枕や毛布、タオルなどの布類、ぬいぐるみ、おもちゃなどを置かない…赤ちゃんが眠っているときに、息を詰まらせる可能性があるため。

□大人や兄弟と同じ布団で寝かせない…誤って赤ちゃんの上に寝返りをうってしまう可能性があるため。

□暖房器具などで部屋が暑くなりすぎないようにする/寝るときに靴下を履かせない…体温が高くなりすぎることで目を覚ましにくくなる可能性があるため。

 <普段の生活で注意すること>

□可能なら母乳を飲ませる…粉ミルクよりも母乳を飲んでいる赤ちゃんの方がSIDS発症率は低いとされているため。

□親は禁煙をするか、赤ちゃんのそばでタバコを吸わない…赤ちゃんのそばでの喫煙は呼吸中枢や覚醒反応に悪影響を及ぼすとされているため。

 

 小さな赤ちゃんにとっての危険は、大人が思う以上に身近にあるものです。以上のことに注意して、まずは赤ちゃんが安全に眠れる環境を整えてあげましょう。

★今回のポイント★

・乳幼児突然死症候群の原因は不明

・赤ちゃんにとって危険なものを排除

・できる予防は積極的にする

 

 

この記事の監修
産科医 竹内正人先生

この記事のキュレーター

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