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【ルナルナ みんなの声】いま考えよう!乳がんのこと

10月は乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える「ピンクリボン運動」の強化月間です。
そこでみんなの声では「乳がん」をテーマにアンケートを実施。アンケート結果をもとに乳がんについて考えてみましょう。

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最初にピンクリボン運動がどれくらい広まっているのかを調べました。

結果は「知っている」が46.2%、「なんとなく知っている」が26.7%と、まずまずの認知率のようです。

ピンクリボン運動の目的は、乳がんの「早期発見・早期診断・早期治療」の重要性を伝えること。

名前だけではなく、そのビジョンまでもっと社会に浸透するといいですね。

そもそもピンクリボンとはどんな活動なのでしょうか。

少し知っている人も、まったく知らない人も、一度しっかり理解しておきましょう。

ピンクリボン運動が始まったのは、1980年代のアメリカ。

乳がんで若くして亡くなった女性の母親が、残された家族と一緒にピンクリボンを作ったのが最初と言われています。

胸元にピンク色のリボンをつけることで、セルフチェックや定期検診をうながし、乳がんに対する意識を高めることを目的にスタートしました。

日本でピンクリボン運動が広まったのは2000年代に入ってからのこと。

市民団体や企業が一丸となって、ピンクリボンフェスティバルを開催したり、毎年10月の第3日曜日に乳がん検診が受けられる環境を整えたりと、ピンクリボン運動を盛り上げてきました。

東京タワーやレインボーブリッジがピンク色にライトアップされるのも、メッセージの一環。

さまざまな活動を通して、乳がん早期発見の大切さを発信し続けています。

 

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実はルナルナは、ピンクリボンのメッセージを1人でも多くの女性に伝えるお手伝いをするために、2012年からピンクリボンフェスティバルに協賛しています。

このことをご存知かどうか尋ねてみたところ、「知っている」は36.6%、「知らない」は63.4%と、ちょっと残念な結果となりました。

この機会にぜひ、知っておいてくださいね。

ルナルナとしてももっともっと声を大にして、乳がんの早期発見の大切さを伝えていきます。

続いては乳がん検診を受けたことがあるか、みなさんに聞いてみました。

 

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乳がん検診を受けたことがあるかを伺ったアンケートでは、受診の経験がある人が31.8%という結果になりました。

検診を受ける人はまだまだ少ないのが現状のようです。

ここで少しショッキングなデータをご紹介します。

現在、生涯で乳がんを患う日本人女性の数は、なんと15人に1人。

乳がんで亡くなる女性は増加傾向にあり、1980年と比べて約3倍にもなっています。

しかし乳がんは、早期に発見・治療すれば完治する可能性が高いがんであり、90%以上が治ると言われています。

早期発見がいかに重要か、お分かりいただけるでしょう。

乳がん検診を受けたことがある人に、受診のきっかけについて聞いてみたところ、もっとも多かったのが「会社の健康診断」で31.0%、次に「自治体からの案内」で16.7%となりました。

2004年に厚生労働省から、40歳以上の女性に2年に1度の乳がん検診を実施するという指針が出されました。

そのため40歳以上であれば、住んでいる自治体からの補助で検診を受けることができます。(自己負担額は自治体によって異なり、無料~2,000円程度)

15.8%の人が「年齢的に気になった」と回答していることからも分かるように、検診を受けるうえで、年齢をひとつの基準にしている人も多いようです。

ただ40代から自治体の補助で検診が受けられるとはいえ、可能であればもう少し早い段階で受けておくのが理想です。

というのも乳がんになる割合は、胃がんや大腸がんのように年齢が高まるとともに増えるがんとは異なり、30代後半から増加し、40~50代という比較的若い世代でもっとも多く発症します。

乳がんにかかる日本人女性が年々増加していることを考えても、若いうちから乳がんに関心を持つ姿勢が求められます。

次は乳がん検診を受けない人たちの本音を聞いてみました。

 

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検診を受けない人たちの声にも耳を傾けてみましょう。

受けない理由でもっとも多かったのが「年齢的に早いと考えている」の21.6%でした。

乳がんにかかる人は30代後半から増加しはじめますが、ピークとなるのは40~50代です。

厚生労働省のがん検診に関する検討会では、「30歳代については、現在のところ検診による乳がんの死亡率減少効果について、根拠となるような研究や報告がなされていない」ということから、自治体による検診費用の負担が40歳以上にしているそうです。

しかし、40代まで何もしなくていいはずはありません。

多くはないものの、乳がんは若い世代でも発症することがあります。

「まだ若いから大丈夫」と過信せず、次ページで紹介する乳がんのセルフチェックは20代から習慣化させましょう。

続いて多かったのが、21.0%の人が答えた「どのように検診を受ければいいのか分からない」です。

検診を受けたい場合にはどのようにすればいいのでしょうか。

乳がん検診を行っているのは、乳腺を専門とする「乳腺科」「乳腺外科」「乳腺外来」です。

インターネットで乳がん検診を実施している病院を簡単に検索することができます。
まずは近くの病院で相談してみてもよいでしょう。

乳がん検診は、触診とマンモグラフィ、エコーの組み合わせで行われることがほとんどです。

費用は病院によって差がありますが、1万円前後と考えておくといいでしょう。

アンケートでは13.3%の女性が「時間がないから」と答えましたが、検診は1~2時間で終わることがほとんどです。

乳がん検診のハードルが少し下がったのではないでしょうか。

最後に皆さんにぜひ取り組んでいただきたい、簡単にできる乳がんセルフチェック法をご紹介します。

 

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乳がんは自分で発見できる数少ないがんのひとつ。

早期発見のためにぜひ行っていただきたいのがセルフチェック(自己検診)です。

アンケートでは、セルフチェックについて知っている人は21.9%、なんとなく知っている人は56.5%となりました。

合計78.4%の女性がセルフチェックについてご存知でした。

では実際にセルフチェックを行ったことがあるかどうか尋ねたところ、「はい」と答えた人が57.4%と、約半数以上の女性がセルフチェックの経験があることが分かりました。

乳がんへの意識の高さが伺える数字です。

セルフチェックの基本は3ステップ。
毎月1度、乳房の張りが少ない月経終了から1週間の間に行うといいでしょう。

① 鏡に向かい、乳房の変形や左右差がないか確認する。

② 4本の指で「の」の字をかいてしこりの有無をチェックする。

③ 仰向けになって外側から内側へ指の腹をすべらせ、しこりがないか確認する。

定期的にチェックすることで、普段の乳房の状態が分かり、変化に気づきやすくなります。

少しでも異常を見つけたら、ためらわずに専門医の診察を受けましょう。

何度も繰り返しますが、乳がんは早期発見、早期治療で治るがんです。

10月のピンクリボンフェスティバル2014では、ピンク色を身につけて街を歩くスマイルウオークや、乳がんの正しい知識や最新の治療情報を伝えるシンポジウムなど、各地でイベントが開催されます。

参加してみると、乳がんは他の誰でもない“自分の問題”なのだと実感できるかもしれません。

この記事を読んで、一人でも多くの方に乳がんを身近に感じ、セルフチェックからはじめていただけたら幸いです。

ルナルナは皆様の健康で幸せな毎日を願っています。

 

【ルナルナ監修医 松村先生からのメッセージ】
食生活の欧米化や晩婚少子化など、ライフスタイルの変化によって日本人女性に増加している乳がんですが、自分で見つけられる数少ないがんの一つでもあります。

発見が早期であるほど治療にお金も時間もかからず、苦痛や再発への不安など心の負担も軽くて済みます。

正しい知識と情報、検診で、誰もがなりうる乳がんからあなたの乳房、命、生活の質を守ってくださいね。

この記事のキュレーター

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