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婦人科ってどんなトコ?①

女性の不安や悩みを実際の症例とともに、監修医師の方々にお話を伺いました。
※「みんなでつくるルナルナ」2013年10月15日に公開したインタビュー記事の再掲です

成城松村クリニック院長 松村圭子先生は、婦人科専門医として、月経トラブル(月経前症候群、月経困難症、月経不順)、更年期障害など女性のあらゆる不調や疾患のケア、婦人科検診を行っていらっしゃいます。

疾患の治療、総合的アンチエイジングケアを通して、美と健康の維持への啓蒙をされている先生からのメッセージです。

婦人科で不調を治してハッピーに!

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婦人科で、どんなことを診てもらえるか知らないという人、結構多いのではないでしょうか。

婦人科の主な診察内容は、生理痛・生理不順・PMS(月経前症候群)などといった生理にまつわるトラブルや性感染症の治療、子宮がん検診、ピルの処方(低用量ピル、緊急避妊ピル)など。今は、皮膚科を併設したりと、トータルに女性の体を診てくれるクリニックも増えているんですよ。

さまざまな女性の疾患を診る婦人科ですが、私自身は、病気を診断して悪いところをただ治すだけの場所ではない、と思っているんです。

具合が悪かったら、人生楽しくないでしょう? とにかく不調があったら治して、元気にハッピーになろう!というのが私のモットー。

だから、診断がつかないけれど具合が悪いという患者さんには漢方薬を処方したり、いろいろアドバイスをすることもある。

これまで自分が人生の中で考えてきたことなどが、少しでも悩み多き女性たちの役に立てばうれしいですね。

 

はじめての婦人科は誰だってコワイ!?

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はじめて婦人科を訪れるときは、どんなことをされるの?とか、内診はあるの?とか、誰だっていろいろ不安があると思うんです。

私のクリニックで婦人科がはじめてという患者さんは、だいたい全体の1~2割程度。さまざまな世代の患者さんがいますが、10代の初診患者さんは少ないですね。

来るとしても、だいたい親同伴。高校生にもなれば、歯医者さんや内科には一人で行けるのに、婦人科には親と一緒・・・というのはヘンですよね。

やはり「怖い」という意識があるからなんだと思います。

でも、実際婦人科に来てみると、最初は緊張するかもしれませんが、怖いなんてことはないんですよ。

検査の方法だって意外にいろいろあるんです。例えば、エコーも腟からじゃなくお尻から入れるやり方もあるし、それに特に10代の場合は内診を絶対しなくちゃいけないわけでもない。

緊急を要さなければ、それぞれの患者さんのタイミングを見計らって内診してくれるお医者さんも多いと思います。

 

10代から受診するとメリット大!

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確かに10代の人は定期検診までする必要はありませんが、若い人でも何かしらの不調はあるものです。

生理不順が続いて生理がいつくるかわからないとか、生理痛がひどくて学校を必ず休むとか、生活に支障をきたしているのに我慢しているという人もいるのでは?

「自分も生理不順だったし・・・」と、安易に考えてしまうお母さんたちがまだ多いことも、10代の人たちが婦人科から足が遠のく原因のひとつになっているようです。

欧米などでは、ホームドクター制度というのがあって、婦人科まですべて診てくれるから、10代の人でも普通にピルを服用していたりする。

私のクリニックにもそんなふうに若いときから気軽に来てもらえるといいなと思っています。

10代だったら、思春期の悩みもたくさんあるはず。

体を診察しながら、そういう話もできる間柄になっておけば、彼氏ができたときに避妊などの相談に乗ったりと、ライフステージに合わせたアドバイスができると思うんです。

 

生理不順があったらとりあえず婦人科へ!

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10代の初診患者さんは少ないと言いましたが、もちろんまったくいないわけではありません。

10代に多い疾患は、やはり生理不順や無月経。ダイエットのしすぎで生理が止まってしまった・・・というのが一番ポピュラーな症例ですね。

10代だと、生理が止まることの重大性にあまり気づかないのですが、このダイエットによる無月経、意外に影響が長引くこともある。

ダイエットを止めて体重が戻っても、生理だけが戻らずに、20代になっても未だに生理がないという人もいるんです。

 

★先生からのメッセージ★

生理がないことを放置して、20代になってから婦人科を訪れると、放置していた期間の倍以上、治療に時間がかかることもある。そうすると、もし20代になって赤ちゃんがほしいと思っても、すぐには産めなくなってしまう。
赤ちゃんを産みたいときに産める機能をきちんと保っておくためにも、生理不順などの不調があったら、とりあえず婦人科に・・・! そういう意識が高まってくれるといいなぁと思います。

 

 

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