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知っておきたい妊娠のコト

女性の不安や悩みを実際の症例とともに、監修医師の方々にお話を伺いました。
※「みんなでつくるルナルナ」2013年11月5日に公開したインタビュー記事の再掲です

「想い(ワクワク)を形に」をモットーとして、物語の視点を大切に、地域・国を越境し、医療の枠をこえて、人・組織・世代を未来へつないでゆこうと行動され、様々なプロジェクトを展開している竹内正人先生からのメッセージです。

仲良くすることがまずは大前提!

 

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僕は、通常の産科医としての仕事とともに、発展途上国の母子医療のサポートや特別養子縁組の支援活動など、お産やその周辺のことにいろいろ携わっています。

そうした活動を通して感じるのは、妊娠・出産の時期は、人生にとって本当に大切なときなんだなぁということ。最終的に妊娠や出産をする・しないに関わらず、一人ひとりにそれぞれのドラマがあるんですね。

でも、子作りをしたいと思ったら、まずしなくてはならないことは誰でも同じ! とにかくセックスをすることが大前提です。

妊娠可能日をチェックしておいて、その日だけ仲良くするという人がいますが、いくらタイミングよくセックスしたからといって妊娠するとは限らない。

妊娠したいなら、月に1回ではなく、少なくても数回は仲良くすること。不妊について考えるのは、それからでも遅くはありません。

それと、子宮をゆるめるというか、緊張しないでセックスするというのも大切です。

「今日じゃなきゃダメ」と強制的にするのではなく、自由に楽しく仲良くする。

不妊のことを考えるのをやめた途端に妊娠したなんて人も、実は結構いるんです。

 

妊娠しやすい時期を体のリズムで感じよう

 

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もちろん妊娠しやすい時期を知っておくに越したことはありません。

具体的に言うと、妊娠しやすい時期とされているのは排卵日前の数日。28日周期の場合、生理開始日から14日目に排卵があるので、排卵日は生理周期の真ん中だとよく勘違いされますが、排卵から14日後に生理がくるという捉え方が正解。

だから例えば、50日周期の人は、真ん中の25日目が排卵日なのではなく、生理開始日から36日目(次の生理開始日の14日前)が排卵日ということになります。

排卵日とともにチェックするといいのは、自分の体や心の変化。女性の体には、生命を産むために備わっているリズムがあるので、意識的に観察してみると、妊娠しやすい時期がわかると思いますよ。

例えばおりものは、排卵日前になると、精子がスムーズに入ってきやすいように、量が増えて、糸を引くように粘着性が高くなります。

また、気持ちの面では、この時期は動物でいえば発情期だから、気分がムラムラするなどということがあるかも。

基礎体温や排卵チェッカーで確認する方法もありますが、あくまでも補助的に利用したほうがいいと思います。

 

9割以上の人が、妊娠検査薬でチェック

 

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妊娠に気づいたら、いつごろ病院に行けばいいの?と悩む人もいると思いますが、僕のクリニックでは一番多いのが、次の生理の予定日から1週遅れた妊娠5週目の患者さんで、全体の5割ぐらい。6週目が3割ぐらいかな。

最近は、妊娠検査薬を使っている人がほとんどなので、まだつわりなどもないうちに病院に訪れる患者さんが多いですね。

かなりの時期まで妊娠に気づかない人たちも時々います。太ってきたなと思ったら妊娠だったとか、なかにはお腹が痛いと思ったら陣痛だったという方も。

生理がこなくても、若い人の場合は単なる生理不順だと思ってしまうようで……。

あとは、40代半ばの方で、更年期で生理が終わってしまったのだと思っていたら妊娠だったというケースもありました。

幸いなことに、僕のクリニックでは、これまでに大きな問題があった患者さんはいませんが、妊娠に気づかずに妊娠初期の大事な時期に薬を飲んでしまったりすると、出産までずっと不安を感じたまま過ごさなくてはいけなくなる。

予定にない妊娠だと、その後の人生設計が変わってしまうこともあります。やはり自分の体のことにはきちんと関心をもっていてほしいですね。

 

妊娠や出産は、ゴールではなくスタート

 

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妊娠・出産を考えるようになったら、自分の体と心を整えることを意識してみるといいと思います。そのためにも、できるかぎりでいいので、規則正しい生活や栄養バランスのいい食事を心がけることが大切。

女性は、母体が危険になるような状況だと妊娠しにくいんです。

例えば、すごくやせたり太ったりしたときに生理が止まって妊娠できないのは、母体を守るため。逆に言うと、体調やメンタルが整っていればいるほど、妊娠しやすいわけです。

妊娠や出産はゴールではなく、ひとつのスタートでもあるので、そのあとの生活や子育てのためにも健やかな状態でいたほうがいいですよね。

 

★先生からのメッセージ★

今はたくさんの情報があふれていますが、周りに流されないように。妊娠や出産をしてもしなくても、他人と比較などせずに、自分のこととしてしっかり受け入れること。それが、妊娠・出産の時期だけでなく、その後も幸せになる秘訣だと思います。

 

 

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