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夫婦で話し合っておきたいこと

女性の不安や悩みを実際の症例とともに、監修医師の方々にお話を伺いました。
※「みんなでつくるルナルナ」2013年11月19日に公開したインタビュー記事の再掲です

「想い(ワクワク)を形に」をモットーとして、物語の視点を大切に、地域・国を越境し、医療の枠をこえて、人・組織・世代を未来へつないでゆこうと行動され、様々なプロジェクトを展開している竹内正人先生からのメッセージです。

 

思っていることを話せる関係性を築こう

 

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僕のクリニックに来てくれる患者さんを見ていると、30代以上の方は、これからのライフプランを考えて妊娠時期や出産時期を決めている方のほうが多いですね。

でも、それをパートナーと話し合ったうえで決めているという方はかなり少ないという印象です。

ただ漠然と、パートナーの状況や自分の状況を鑑みて、今はムリかなとか、何歳ぐらいなら大丈夫かなとか、そんなふうに決めている方が多いように思います。

妊娠や出産のタイミングは、やっぱり自分一人で勝手に想像して決めてしまうより夫婦で一緒に考えて話し合って決めてゆくほうが絶対にいいです。

妊娠・出産の時期だけでなく、子どもは何人ほしいのか、妊娠したら仕事はどうするのか、出産後はどこで子どもを育てるのかなど、一緒に考えなくてはいけないことは山ほどあります。

この時期に、お互いが思っていることを話せる関係性を築くことは、妊娠・出産のことにかかわらず、夫婦関係にとってとても大切なことだと思います。

 

パートナーとの温度差を埋めるには?

 

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夫婦で話し合える関係を築きたくても、パートナーが話を聞いてくれない、協力的じゃない、という方もいるでしょう。

そういう方は、まずは自分が今感じていることを素直に伝えることから始めてみてはどうでしょう。

「どうせ言ったってわかってくれない」とか「自分が我慢すればいい」と思う方もいるようですが、やっぱり口に出さなければ相手にはなかなか伝わりません。

もちろん、伝え方にはちょっとした配慮も必要。

最近は、メールなどでも意思が伝えられるようになった分、実際のコミュニケーションが下手な人が多いのかなとも思うのですが、特に若い方はダイレクトに「こうでなきゃダメ!」などと言ってしまいがちです。

でも、言っていることがいくら正論でも、一方的に意見を押しつけるのは一時的な自己満足に過ぎません。それではお互いストレスが溜まるし、成長もできないと思います。

これは女性だけじゃなく男性もですが、自分が思っていることを相手の意見を否定せずに伝えるコミュニケーション力が必要なんじゃないでしょうか。

「いつもありがとう。私はこう思ってる」という感じで伝えるとかね。それが2人の温度差を埋めてゆく秘訣だと思いますよ。

 

妊娠が2人のやる気を引き出すことも

 

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夫婦といっても千差万別で、僕のクリニックの患者さんの話を聞いていても、本当にいろいろなんだなぁと思わされます。

妊娠や出産というと、だれもが幸せになるように感じますが、妊娠を伝えたときのパートナーの心ない一言で関係がギクシャクしてしまう夫婦や、妊娠によって2人の人生観の違いを感じて、なかには妊娠中に別居したり、離婚してしまう夫婦もいるのです。

なかには、2人目・3人目の妊娠時にもう我慢できないと別れてしまう夫婦も・・・・・・。

でも、やっぱり、「よし、がんばろう」とやる気が出る夫婦のほうが多いですね。

女性はもちろん、男性も子どもができたことにより、それまでフリーターだった方が起業したとか、家庭を第一に仕事をするようになったとか、そういう話をよく聞きます。

妊娠・出産によって、人生の覚悟が決まるというか、みんな何かを突き付けられるんだと思います。

男の子が生まれてしまうと、旦那さんより愛情をそそいでしまう奥さんも多いですが、血がつながっていないからこそ、夫婦は人生をともに生きていくパートナー。

妊娠・出産を契機に、家族関係とは違う、あらたな夫婦関係が築けていくといいですね。

 

妊娠・出産は夫婦にとってもゴールじゃない

 

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前回のお話のときも話しましたが、妊娠や出産はゴールではなくスタートです。それは夫婦2人にとっても変わりません。

妊娠や出産をしてもしなくても、この先も結婚生活を送っていくなら、ずっと関係は続いていくんです。

夫婦は、基本的に他人です。考え方が違って当たり前。結婚したのだから、ある程度の価値観は一致するはずですが、全部同じなんてあり得ません。

その一致していない部分を否定するのではなく、受け入れられるようになるプロセスが大切なんです。

お互いに思いをうまくさらけ出して、自分とは違う意見も認めてわかり合う。妊娠、出産、不妊、子育てなどといった大変なことが重なる時期を乗り越えるためにも、そういう夫婦関係をきちんと作っていくことが必要なんだと思います。

 

★先生からのメッセージ★

夫婦は近くて遠い関係。良好な夫婦関係を築くことは実はとても難しいことなので、それがうまくできれば、家庭以外でもいい人間関係が築けるようになれると思いますよ。

 

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