img_main01

妊活スタートに向けて

女性の不安や悩みを実際の症例とともに、監修医師の方々にお話を伺いました。
※「みんなでつくるルナルナ」2013年12月24日に公開したインタビュー記事の再掲です

「想い(ワクワク)を形に」をモットーとして、物語の視点を大切に、地域・国を越境し、医療の枠をこえて、人・組織・世代を未来へつないでゆこうと行動され、様々なプロジェクトを展開している竹内正人先生からのメッセージです。

妊娠初期に影響が出そうなものは控えよう

 

v3_1

 

妊活をスタートさせるなら、まずは妊娠初期に影響が出そうなものは、できるだけ控えたほうがいいですね。

妊娠初期は、赤ちゃんの脳や神経が作られるとても大事な時期。あとで妊娠したことを知って、「妊娠していたのに、こんなことしちゃった!」と心配しないためにも、特に排卵後は注意したいものです。

母体や赤ちゃんに影響を与えるとされているのは、お酒、タバコ、薬の飲用など。レントゲンもたくさん撮ると影響がある可能性もあるので、造影剤などを使った検査は、排卵後はできればやめておいたほうがいいです。

本当はちょっと痛み止めや風邪薬を飲んだぐらいで影響が出ることはないんですが、産まれるまでの不安や万が一流産してしまったときの罪悪感を取り除くためにも、大切なことだと思います。

それから、妊娠がわかる前に、子宮がん検診や風疹の予防接種、歯科検診も受けておいたほうがいいですね。

特に妊娠初期にかかると赤ちゃんに影響が出るといわれる風疹は、妊娠したら予防接種ができないので、抗体がない場合は早めに済ませておきたいもの。

歯科検診は、妊娠中でもいいですが、妊娠により虫歯が悪化したり、お産でいきむときに歯に負担がかかったりするので、治療を受けておいたほうがいいです。

また、妊娠初期に飲むとよいとされる葉酸も、妊娠に気がついたときには必要な時期が過ぎていたということが多いので、妊活を始めたら飲んでおくと安心です。

 

トータルな体づくりで妊娠・出産に備える!

 

v3_2

 

ネットなどを見ると、妊娠に備えてコレを食べるといいとか、こんなことをすると妊娠しやすいという話がまことしやかにささやかれていますが、何かひとつのことだけをやればいいというわけじゃありません。

やっぱり、妊活はトータルな視点で取り組むことが大切でしょうね。

前回も話しましたが、女性は自分が心地いいと感じる状況だと、代謝がよくなって、生理も規則的にくるようになるため、妊娠しやすいようです。

妊娠を目指すなら、そういう環境や体づくりをしていくことが必要なんだと思います。

自分にとって心地いい環境や体づくりをしておくことは、妊娠するためだけじゃなくて、妊娠中や出産時、その後の子育てにもいい影響をもたらします。

妊娠中や出産時に「こんな体では赤ちゃんに影響が出ないかしら」と不安に思うこともなくなるはず。

特に、産後は赤ちゃんに栄養をとられてしまって体力的にも大変なので、妊娠する前から環境や体を整えておくに越したことはありません。

日々できることを積み重ねて安心を得る

 

v3_3

 

妊娠に備えて具体的にはどんな生活を送ればいいのかというと、なかなか難しいことなのですが、自分のできる範囲で規則正しい生活を心がけていくといいと思います。

食事に関しても、現代人の食は偏りがちだということを意識して、バランスよく食べるように気をつけること。

それから、冷えがあると、子宮や卵巣の血流が悪くなって、生理不順にもつながったりするので、体をできるだけ温めるようにすることも大事です。

特に手足を温めると、体全体が温まるのでおすすめですよ。

できないことは、ムリにやる必要はありません。精神的に負担がかかってしまいます。

自分ではどうしようもないことは病院に行くなどして解決し、日々の生活では自分ができることを積み重ねていく。

そうすれば、心も安定してくると思います。結果的にもしも妊娠しなかったとしても、自分のできることをきちんとやって授からなかった場合と、ただ怠惰に過ごして授からなかった場合とでは、感じ方が違ってくるはずですよ。

将来のイメージをもって、楽しく妊活!

 

v3_4

 

とにかく生活も食事も、何も特殊なことをする必要はないんです。できるだけ自然にバランスよく、自分にとって心地のいい感じ…というのが一番いいと思います。

古代から、そういうふうに普通に生活を送りながら、命はつながってきているんです。

それから、妊娠は、自分の思い通りにはいかないということも知っておきましょう。

自分ひとりでは妊娠はできないし、どんなに理想的な生活を送ったからといって授かるわけでもない。

妊活中は、どうしても妊娠のことだけにフォーカスを当てて考えてしまいますが、そのことだけになってしまうと、内向きになって気分も塞ぎがちになってしまいます。

妊娠も、人生のひとつのプロセス。

妊娠をゴールに考えるのではなく、 子どもが生まれたらあそこに遊びに行こうとか、これからの生活スタイルのことを考えてみるのもいいのでは?

将来のイメージをもつようにすると、もっと楽しく妊活ができると思いますよ。

 

★先生からのメッセージ★

妊娠に備えるためには、生活も食事も、できるだけ自然にバランスよく。自分にとって心地いい環境や体づくりをすることは、妊娠するためだけではなく、妊娠中や出産時、その後の子育てにもいい影響をもたらします。将来のイメージをもつと、楽しく妊活ができるはずですよ。

 

 

キーワード / keyword

この記事のキュレーター

icon_lnln_editer
生理日管理ツールの決定版「ルナルナ」が生理にまつわる悩みから妊活・妊娠・出産・育児までの困った!をサポートする情報をお届けします。
img_main01

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ルナルナの最新情報をお届けします