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妊娠へのストレスに立ち向かうためには

女性の不安や悩みを実際の症例とともに、監修医師の方々にお話を伺いました。
※「みんなでつくるルナルナ」2014年1月28日に公開したインタビュー記事の再掲です

「想い(ワクワク)を形に」をモットーとして、物語の視点を大切に、地域・国を越境し、医療の枠をこえて、人・組織・世代を未来へつないでゆこうと行動され、様々なプロジェクトを展開している竹内正人先生からのメッセージです。

憂鬱な気分になるのはホルモンのせい!?

 

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妊活を始めたからといって、すぐに妊娠できるとは限りません。

次第に妊娠できないことによるストレスが溜まっていって、生理がくるたびに憂鬱になるという方もいるんじゃないでしょうか。

「排卵日を予測して、仲良し日を決めて…」と、がっちり予定を立てて取り組もうとすると、ストレスが溜まりやすくなると思いますよ。

妊娠できないことでイライラしたり落ち込んだりするのは、ホルモンが影響している場合もあります。

生理前に「また生理がきたらどうしよう…」とクリニックに悩み相談に来る患者さんもいますが、憂鬱な気分になるのは、排卵後に女性ホルモンのバランスが悪くなっているせいかもしれません。生理が終わったら、「よし、またがんばろう!」と思えたりするかも。

もちろんホルモンの影響でなくても、妊娠できないことで、落ち込んだり悩んだりするのは、だれでも経験すること。

でも、なかにはあまりにも悩みすぎて、鬱状態になってしまう方もいるんですね。そういう場合は、担当のお医者さんと相談して、しばらく子作りをお休みしてみるのもいいと思います。

 

“妊娠”とは関係ない場所をもとう!

 

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妊娠へのストレスを軽減するには、「ないものは求めず、あるもので幸せを感じる」という意識が大切だと思います。

例えば、妊娠できなかったことを「なんで私だけ…」と思い悩まずに、「これも何かの意味があるのかも」と前向きに捉えるようにするとかね。

ボランティアをやったり、野菜を作ったりと、妊娠や出産とは関係のない趣味や習い事をするのもいい気分転換になって、ストレス解消になると思います。

妊娠のことばかりを考えすぎると、自分には価値がないんじゃないかと否定してしまいがち。趣味や習い事などの活動を通して、社会の中での役割を感じられれば、自分のことを受け入れられるようになってくるはずです。

そうした妊娠や出産とは関係のない場所で、違う尺度で生きている人たちと接することもとても大事。独身でも、子どもがいなくても、イキイキと幸せに生きている女性はたくさんいます。いろいろな価値観があることを知ると、気持ちがラクになると思いますよ。

 

家族からプレッシャーを感じたときは?

 

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妊娠できない時期が続くと、ご主人やご両親からプレッシャーを感じたり、つらい言葉を投げかけられることもあるかもしれません。あなたを想ってのことだとしても、心穏やかでいられないときもあるでしょう。

そんなときは、まずは自分の心の奥底にある感情と向き合ってみてください。プレッシャーを感じた相手に対してどんなに嫌な感情をもっていたとしても、善悪の判断をせずに、そのままの感情をとりあえず認めること。

そして、心の奥底にあったその感情を口に出してだれかに伝えてみましょう。それだけで、気持ちがやわらぐはずです。

ひとりでワーッと泣き叫ぶのもいいですが、否定せずに感情を認め、人に話していくなかで、自分の心の中が整理できるようになると思います。

もちろん、プレッシャーを感じた相手に対して、自分が思っていることを直接伝えるのもアリです。

でも、相手をただ責めたり、否定したりするだけではケンカになってしまいます。

“Iメッセージ”とよく言われますが、例えば「なんでお義母さんはそんなことを言うんですか」でなく、「私は、お義母さんにこういうことを言われて悲しい」と、“あなた”ではなく“私”を主語にして伝えることが、関係を上手に修復するコツです。

 

妊娠も人生のワンシーンという感覚を

 

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日々暮らしている生活の延長にあるのが妊娠です。人生の中のワンシーンであるという感覚をもつことが必要だと思います。

妊娠だけを特別視して入れ込みすぎたりせずに、妊活中も趣味や仕事など何でもいいので、居心地のいい場所をいくつかもち、新たな人間関係や出来事も大切にしてほしいですね。

日本人は、「ほかの人はどうなのかしら」と、つい周りと比較してしまいがちです。

周りとの調和を大切にするのが日本人のいいところでもあるので、それがダメというわけではないですが、一番大事なのは自分がどう感じているのかということ。

自分の感じるままに、楽しい生活を心がけることが、ストレスなく妊娠に立ち向かえる秘訣だと思いますよ。

 

★先生からのメッセージ★

日々暮らしている生活の延長にあるのが妊娠。人生のワンシーンだという感覚をもって、妊娠のことだけに入れ込まずに、趣味や習い事をするなどして新たな人間関係や出来事も大切にしましょう。自分の感じるままに、楽しい生活を心がけることが、ストレスなく妊娠に立ち向かえる秘訣です!

 

 

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