ライター5歳のルナルナコラムVol.3 パートナーの周期を理解せよ!

こないだ、渋谷の宮益坂の喫茶店で原稿を書いていた時の話です。

となりにいた25歳くらいの若い男性客2人がこんな会話をしていました。

A「彼女がここ一週間機嫌悪くて大変なんだよね」
B「それってもしかして生理前なんじゃない?」
A「あぁ〜きっとそうだと思う、毎月あるよね」
B「あの、なんだっけ?更年期障害ってやつ?」
A「あ〜あれね、女性ホルモンが乱れるやつね」
B「女の人って大変だよね、ホルモン乱れるから」
A「男は生理ないからね」
B「男は何にもできないから我慢だよね」
A「それが一番、嵐を過ぎるのを待つってやつ」

 

この会話を聞きながら、まさに僕はこの原稿を書き始めていたわけなのですが、本当にタイミングが良過ぎるなと思いました。
僕にとってタイムリー過ぎる2人の会話。

 

ここ3ヶ月、僕はルナルナで生理コラムを書くために本気で生理の勉強をしてきました。

そもそもなぜ僕が生理コラムを書くことになったかというと、結婚してから8年間、パートナーの生理前のイライラ、生理中の体調不良を横で見ていて、僕が出来ることが何かあるのではないだろうか?と思い、そして色々と試みていたわけです。

そしてその実体験と生理攻略方法を伝えるためにコラムを書き始めたんですが、やはりわかりやすく伝えるためには知識も必要だという結論に至ったので、女性ホルモンについて猛勉強をしていました。

そして、こうやって第3弾ということで生理コラムの続編を書きながら、となりのテーブルで交わされているの男たちの生理トークに耳を傾けているわけです。
彼らの話は色々ツッコミ所はあるものの、会話の中に僕は一筋の希望の光を見ることが出来ました。

その希望の光とは、この2人の男性は『生理前の女性は大変だ』ということをちゃんと理解している点です。
大変に素晴らしいなと思いました。
僕自身過去を振り返ってみても昔は『生理中は貧血になる』とかそのくらいの知識しかありませんでした。
しかしこの男性たちは【生理前】の大変さについてちゃんと知っているんです。
女性は生理中も大変なのですが、生理前も大変なんですよね。
そのことを男友達と「女の人って生理前にイライラして大変だよな」と話し合ったりしているのです。
ちなみに僕は今35歳ですが、10年前、彼らと同じ歳くらい時に男友達と彼女の生理前について話すことはなかったと思います。
そういう認識が男性の間にも広がってきているのではないかなとなんとなく感じました。

 

こうやって生理の大変さについて、男である僕が熱く語り続けているわけですが、世の中の男性達に『生理理解』がもっと広がれば、大袈裟な話とかではなくて世界平和に繋がると割りとマジで信じています。

という意味で喫茶店で男性達の会話の中に自然と生理の話が出てきた所に、僕は世界平和の希望の光をそこに見たわけです。

 

そしてもう一つ感じたやはり《正しい知識》という所です。
この2人の会話を聞いていて多くの読者がツッコミを入れたくなったと思います。僕も横の席でツッコミを入れたくてフルフルしていました。

『生理前のイライラ、、それって、それって、、【更年期障害】じゃないからぁぁあああ!!』

更年期障害は、閉経前後の女性ホルモンの乱れにより起こる身体の症状であって、生理前に起こるPMS(月経前イライラ症候群)とは全然別物です。
もちろん更年期障害も大変なんですが、今彼らが対峙しなくてはいけない問題はそれとは別物なんですよね。
しかしそんなことを思いながらも、もし喫茶店で横に座っていたオッさんにいきなり更年期障害と生理前の症状の違いについて詳しく語られてもドン引きされるのは間違いないので、グッと言葉は飲み込みました。

 

でもね、実はいいんですよ。
本当の所、いいんですよ、細かい所は。
僕みたいに生理についてもっと勉強しろとは思わないし、そこまではやらなくていいです。

一番大切なのは優しさです。
彼女を思いやるの気持ちです。
だからこれからの希望の光について前向きに話していきましょう。

 

 

まず前回コラムを書いた時にこんな質問を男性の読者から頂きました。

「まず彼女の生理日をどうやって教えてもらえばいいのでしょうか?」

僕はこの質問を頂いた時に『めっちゃ大切なポイント忘れてたぁああー!!!』と目から鱗が落ちた気持ちになっていました。
確かに完全に盲点でした。というのも僕の場合は嫁が体調悪そうだと「生理来たの?」とかなりフランクに聞いちゃうんですけど、よくよく考えてみたら男が「生理なの?」と聞くこと自体、逆に女の子の場合なら「生理が来た」って言うこと自体が恥ずかしいですよね、、、いや、めっちゃあるでしょ。

僕も長い付き合いの嫁だからこそ気軽に生理のことを話しますけど、過去を振り変えれば彼女の生理日を把握していたことなんてなかったですよ。
そしてここ最近では毎日『生理、生理、生理、』と頭の中がその生理で一杯だったので、一般的な感覚をすっかり忘れてました!
ごめんね!
基本的な所でめちゃくちゃ有益な質問をありがとう!
そしてその質問に対してはめっちゃ具体的ないいアドバイスがあります!

 

フランクに生理のことを話せないカップルにはルナルナのアプリがやっぱり便利だと思います。
僕も夫婦でルナルナアプリを使っているんですが【パートナー共有機能】っていうとても便利な機能があって、彼女がルナルナのカレンダーに生理が来た時にチェックを入れると登録してある彼氏のアドレスに『生理がはじまりました』とお知らせのメールが届くんです。あと生理予定日の一週間前のPMSが始まるタイミングにもお知らせのメールがきます。

だから一回だけはちょっと恥ずかしいですが、この一言を言ってみましょう。

 

『ルナルナに一緒に登録しない?』

 

これは彼氏から言ってもいいし、彼女から言ってもいいです。
でもこの一言は相手のことを思っているからこそ言える一言です。
相手とずっと仲良くしていきたいからこそ、言うべき一言なのです。
一回登録しちゃえば、後はルナルナが毎月共有メールを送ってくれるから、もう安心です。直接、生理の報告をすることなくパートナーで情報共有できるのです。
だからちょっとの勇気です!
こればっかりは頑張って言って欲しいです!

ちなみにこれはルナルナから来た、生理前のお知らせメールです↓

【月経前イライラ症候群】のお知らせメール

僕としても気合を入れなくてはいけない一週間の始まりまりを告げるメールです。
この週だけはすべてを許すという気持ちで過ごします。
そして挫けそうになった時もこのメールの一文にある『大好きなあなたをついつい攻めてしまったり』の部分を思い出して頑張るのです。
主に僕の出来ることは精神的なサポート、嫁専用のサンドバッグになることだと思ってます。
サンドバッグは殴られても言い返しません。
誤解を恐れずに言うと、殴られることが使命です。

 

そしていよいよ生理がやってくるとこんなメールが来ます↓

【生理が始まったことを告げる】メール

このメールを僕は終戦メールと呼んでいるのですが、ここからは精神的なサポートから身体のサポートにシフトチェンジです。
暖かいスープを作ってあげたり、マッサージをしてあげると喜びます。
彼女にモテます。
生理中は優しくするとモテポイントがいつもよりも3倍貯まりやすくなるので、ある意味チャンスです。

 

本当にこのPMSと生理の告知メールは本当に便利です。カップル、夫婦は登録した方がいいです。
今まで徹底的に嫁の生理対策をしてきた僕が言うのですから間違いないです。
ルナルナのパートナー共有機能こそが、僕ら人類のリーサルウェポンなのです。
テクノロジーにマジ感謝。

 

こんなことを書きながら、また僕の所に生理予定日を知らせるメールがまた来ました。
このメールは嫁の所にも届いています。
朝、おはようと言うと「今回も八つ当たりしちゃうと思うけどよろしくね♡」と嫁に言われる。
「おう!いつでもかかってきなよ!」と僕は答える。
これからも毎月繰り返されるこのやり取りを、僕たちは何回も乗り越えていきます。
でも恐れることはもうありません。
乗り越え方をもう僕たちは知っているのですから。

 

前の記事はこちらから↓

ライター5歳のルナルナコラムVol.1 男が語る生理について 

ライター5歳のルナルナコラムVol.2 僕が感じる女性の4周期~1か月に4回性格が変わる女の子との付き合い方~

 

この記事のキュレーター

ツイッター(@meer_kato)で可愛くも恐ろしい嫁との結婚生活ついて呟いていたら、いつのまにかフォローが12万人になっていました。ツイートが原作の漫画も発売されてます。

嫁と2人の息子の4人家族。

家族、夫婦、子育てをテーマにコラムの執筆などをしています。


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