まず「自分を愛する自分でいよう」と思うことが大切
経営の神様である松下幸之助さんが、ある講演会で「ダム式経営」(お金を貯めて流量を安定させる)の大事さを説いた時のことです。
聴衆の一人が「そのやり方が分からないから困っている」と質問しました。
その質問に松下さんは「まず、ダムを作ろうと思わんとあきまへんなあ」と答えたそうです。
聴衆はその答えに失望し失笑したそうですが、松下さんが言いたかったことって「まず思い、強く願い続けることで実現させていけ」ってことだと思うんです。
つまり具体的なノウハウの前にまず、「自分を愛せる自分であろう」という信念(あり方)を持つことが全ての根本的な解決に繋がる、ということなんです。
方法さえわかれば愛せるようになる、は勘違い
ここで注意しなくてはいけないことは、ノウハウが悪いのではなく、ノウハウを知ればできるようになるわけではないということです。
大事なことはゴールを決めて、それに向けて試行錯誤していく過程の中に埋もれてるんですよね。
ですから結果的に自分を愛せるようになることよりも、自分を愛せる人であろうとする過程の方がよっぽど価値のあることなんですよ。
とはいえ、精神論を聞きたいわけではないと思うので、ちょっとした具体例もお伝えしますね。
【愛する方法のヒント】何かを「始める」より「やめる」ほうがうまくいく
まずものごとは「新しく始める」よりも「今やってることを止める」ことで解決するケースがかなり多いということを知っておきましょう。
新しくONするのではなく、今あるものやしていることをOFFするんです。
健康になるには、サプリを取るよりもエステに通うよりも、タバコと深酒をやめて、ストレスの強い人間関係から距離を取ることが重要です。
収入をあげるには、副業をするよりも、通信費や生活費・保険の見直しをした方が(相対的に)圧倒的に早く収入が上がります。
恋愛も同じように考えてみましょう。
【愛する方法のヒント】自分を愛するためにやめるべき7つのこと
・行きずりのセックス
・自分さえ我慢すればいいという思考
・嫌われたらどうしようと思うこと
・自分を傷つける人と付き合うこと
・ストレスフルな環境で働くこと
・酒とタバコと夜更かし
・不健康な生活習慣
・自分さえ我慢すればいいという思考
・嫌われたらどうしようと思うこと
・自分を傷つける人と付き合うこと
・ストレスフルな環境で働くこと
・酒とタバコと夜更かし
・不健康な生活習慣
こんな感じで今の自分の24時間の中で、自分を愛することに背きそうなことを洗い出し、一個一個潰していくと良いでしょう。
できるだけ日常から自分にダメージを与える存在を排除していくイメージです。
また「自分を愛せる自分であろう」とすることで、排除すべきものに気づく瞬間も増えていくはずです。
(ハウコレ編集部)