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印象を上げる顔を手に入れる
好意的な「笑顔」は、印象を上げる顔の鍵。コミュニケーションの扉は、その鍵で開かれます
人は視覚から得られる情報を最も信用し、コミュニケーションにおいては「顔」が最も大きな役割を果たします。
では、良い印象を与える顔とはどのようなものなのでしょうか。
その顔とは、造作が整った「美人」では決してありません。顔の造作よりも、好意的な表情=笑顔であることが大切なポイントとなります。
つまり、「表情=笑顔美人」こそが、印象を上げる鍵なのです。
デール・カーネギーが語る笑顔の効能

アメリカの作家であり人間研究の大家であるデール・カーネギーは、その著書『人を動かす』の中で、笑顔の効能についてこう語っています。
元手がいらない、しかも利益は莫大。
与えても減らず、与えられたものは豊かになる。
一瞬見せれば、その記憶は永久に続くことがある。
どんな大金持ちでもこれなしでは暮らせない。
どんな貧乏人もこれによって豊かになる。家庭には幸福を、商売には善意をもたらす、
友情の合い言葉。疲れた者にとっては休養、失意の人にとっては光明、悲しむ者にとっては太陽、悩む者にとっては自然の解毒剤となる。
買うことも、強要することも、盗むこともできない。
無償で与えて初めて値打ちが出る。デール・カーネギー
心からの笑顔だけがコミュニケーションの鍵に

好意的な「笑顔」とは、相手を認めて受け入れる姿勢を自分から示すことを指します。しかし、どんな笑顔でも良いという訳ではありません。
たとえば目が笑っていない作り笑顔は、ビジネスライクで策略的な印象を与えてしまいます。また口がしっかりと開いていない笑顔は、好意的な感情が足りない印象になったり、失笑のような負の印象を与えたりすることにもつながります。
好意的な笑顔には、あなたが本当に心を許した相手に自然に見せる心からの笑い顔と共通した顔の動きが見られます。
印象の良い笑顔のポイント

目は、柔らかなカーブを描いた三日月やオレンジの房のような形にして目尻を下げます。三日月やオレンジの房の凹んだ部分が下にくる形の目ですね。それは、優しく柔らかな印象を与えられる目です。
頬は、頬の筋肉がしっかり持ち上げられて、その筋肉が頬の一番高い位置に丸く存在するようにします。頬の位置が上がるだけで、小顔効果も得られることになります。
口は、無表情の状態から口角を2センチ程度上げてしっかりと笑います。このとき上の歯が8本から10本見える程度に口を開くことが大切です。口の開きが足りないのも、口を開きすぎるのも良くありません。上の歯は見せても歯茎は見せず、下の歯は見えないようにするのがポイントです。
印象の良い好意的な笑顔を見せることで、相手に安心感を与え、あなたと相手の距離感を縮めることに役立ち、人間関係の摩擦を減らして、本来の目的である建設的な対話ができるようになるのです。
あなたも笑顔の効能を意識して、コミュニケーションの鍵を手に入れてみては。
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