花束ギフトに想いを込めて

春は出会いと別れの季節…大切なあの人に「想い」を込めた花束を

卒業・転校・就職・転勤…etc.自分自身はもちろん、家族にとっても様々な再出発が訪れる「春」は、出会いと別れによる悲喜こもごもが詰まったセンシティブなシーズンです。

そんな春は、花束を贈ったり贈られたりする機会の多い時期かもしれませんね。

「ありがとう」
「頑張ってね」
「大好きだよ」
「よろしくね」…etc.

お世話になったあの人に…大切なあの人に…お近づきになりたいあの人に…花束は、あなたの「想い」を雄弁に語ってくれるメッセンジャーの役割を担っています。

せっかく花束ギフトを贈るなら、より相手に喜ばれ、より自分の想いが伝わるものを選びたいものですね。しかし、単純に「好きだから」「キレイだから」という理由で花束を選んでしまっては、その花の持つ「花言葉」によってとんでもない誤解を受けたり、相手を不快にさせてしまうこともあるので注意が必要です。

そこで、春の花束ギフトにピッタリな花たちの「花言葉」をご紹介しましょう。

チューリップで「思いやり」を伝えよう

春の代表的な花のひとつである「チューリップ」の花言葉は…「思いやり」や「親愛」などです。

チューリップは誰が誰に対してどんなタイミングで贈っても、印象的にも花言葉的にも、一様に問題の起きにくいオールマイティな花だと言えるでしょう。春らしさを叶えるためにも好適ですね。

ただし、チューリップには花の色によって違う花言葉も付加されるので、カジュアルギフトではない特別な相手に贈る際には、色別の花言葉もチェックしておきましょう。

・赤=真実の愛・愛の告白
・ピンク=誠実な愛・愛のはじまり
・紫=不滅の愛
・黄=名声・叶わぬ恋
・白=失くした愛

黄や白のチューリップは、悪い印象を与えるケースもあるので贈らない方が無難でしょう。赤・ピンク・紫のチューリップは、カジュアルギフトや意中の相手に贈るときは問題ありませんが、曖昧な関係の相手には誤解を与えることもあるため注意が必要です。

真っ赤なバラで「愛情」を伝えよう

愛を象徴する花は「バラ」に尽きると言っても過言ではないでしょう。人類の恋愛の歴史において、特に近代以降、バラが様々なアシストをしてきた事実は言うまでもありません。

真っ赤なバラの花言葉は…「愛情」「情熱」「美貌」「恋愛」「あなたを愛します」などですから、赤いバラを贈るときは、強い愛情を持った大切な相手に限定した方が良さそうです。

なお、赤いバラは、贈る本数によって強いメッセージが付加されるので、本数別の花言葉もチェックしておきましょう。

・1本=ひと目惚れ
・2本=世界は2人のために
・6本=あなたに首ったけ
・8本=あなたに感謝します
・10本=あなたは最高!完璧!
・50本=ずっと大好きです
・99本=永遠不滅の愛
・100本=100%の愛を誓う
・999本=生まれ変わっても愛を誓う

真っ赤なバラは恋愛に絡んだ花言葉が多いと思われますが、親子や親友などの間柄に置き換えたり、栄誉を称えたりする際にもマッチするものだと言えますね!

ガーベラで「エール」を伝えよう

絵に描いたような可愛いフォルムの「ガーベラ」の花言葉は…「希望」や「前進」などです。春の門出の季節にピッタリの花ですね。

女子好みの優しい色合いのガーベラは、「女性に喜ばれる花材」として多くのフラワーショップで不動の人気を誇っているそう。ちょっとしたスモールギフトに「ミニブーケ」などを贈っても気が利いていますよね!

そんなガーベラも、花の色によって異なる花言葉が付加されます。

・ピンク=感謝・崇高
・赤=神秘・神秘の愛
・オレンジ=冒険心・前途揚々
・白=律儀・希望
・黄=究極の美・究極の愛

様々な色のガーベラは、誰に誰がどんな色を贈っても問題が無い花言葉を持っているため、オールマイティーに使えます。「迷ったらガーベラ」と覚えておくと便利でしょう。

かすみ草で「感謝」を伝えよう

繊細で可憐に揺れる「かすみ草」の花言葉は…「感謝」「清い心」「親切心」「無邪気」「無垢」などです。

かすみ草は、かすみ草オンリーの花束でも、他の花と合わせた花束でも、両方にしっかりマッチする、主役にも脇役にもなれる柔軟性を持った花ですね。

清い心の美しい相手に気持ちを込めて贈る際はもちろん、他の花に「感謝」の意を添える意味で「かすみ草」を加えても、意味の深い喜ばれる贈り物になりそうです。

ルピナスで「幸せ」を伝えよう

紫色の花が天に向かって伸びる「ルピナス」の花言葉は…「いつも幸せ」や「あなたは私の安らぎ」などです。

藤の花を逆さにしたようなフォルムから、「昇り藤」「立ち藤」などとも呼ばれるルピナスは、凛としていて存在感があり、ステディな間柄の特別な相手に贈るのにぴったりな「技あり感」のある花です。

バラやガーベラを贈り合った経験のあるカップルなどが、次の段階に一歩進みたいときなどに、ちょっと気の利いた贈り物になるかもしれません。

「あなたと生きて来られて幸せ」「これからもよろしくね」…というような意味を込めて、大切なパートナーなどに贈ったり、特別な日の演出として部屋に飾ったりするのに好適ですね。

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この記事のキュレーター

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