実際のところ、どーなの!?ルナルナユーザーに「ピル」について聞いてみた

避妊や月経困難症の改善に効果があると言われる低用量ピル(以後、ピル) に関する記事はたくさんありますが、やっぱり参考にしたいのは、実際に服薬している女性たちの声。
そこで今回はルナルナが2018年に実施したピルに関するアンケート調査(※)のなかから、「どれだけの人が服薬しているの?」「副作用はあった?」など、気になる回答をいくつかご紹介します。これからピルの服薬を考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

意外と多い!ピル服薬中のルナルナユーザー

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2016、日本家族計画協会の調査(第8回 男女の生活と意識に関する調査報告書)によると、日本でのピルの普及率は約4%とまだまだ低めです。しかしルナルナユーザーへのアンケート(2018年12月実施)では「ピルを服薬中」と答えた人は37.3%も。ルナルナを使って生理周期を把握したり、体調を管理したりするなどカラダへの意識が高いルナルナユーザーの皆さんだけあっての結果なのかもしれません。

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また、服薬目的を聞いたアンケートでは、「避妊」が31.4%ともっとも高いものの、「月経困難症やPMS(月経前症候群)の症状緩和」「月経不調の治療」「月経の移動」といった避妊以外の目的だと答えた女性も多く、ピルが避妊だけでなく生理痛や生理前のイライラの緩和にも有効であるという情報は、ルナルナユーザーの間に広く伝わっているようです。

副作用があった人は半数以下。乗り越えるには服薬開始前の知識が重要!

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そして気になるのが「副作用」の実際について。
「副作用はありましたか?」という質問では「はい」と答えた人が45.7%と半数以下。半分以上の人は副作用を感じなかったようです。

どんな副作用があったかという質問では、「吐き気・嘔吐」が64.7%ともっとも多く、次に「頭痛」「むくみ」「めまい」が続きます。ひとつではなくいくつかの症状を感じた人もいたようです。
これらのピルの副作用は、以前「マイナートラブル」に関する記事のなかでお伝えした通り、身体が薬に慣れる3ヵ月程度で大部分が自然におさまります。副作用が起こっても自己判断で服薬をやめることなく、まずは医師に相談してみてください。不快な症状への対処方法を教えてもらったり、場合によって服薬するピルの種類を変えてもらうこともあります。

信頼できる医療機関と、管理しやすいアプリを味方にしよう

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副作用があっても乗り越えられた人に理由を聞いたところ、「症状が軽かった」が44.3%ともっとも多く、ほぼ同数で「処方時に副作用の説明を受けていたから」が続きました。症状の出方や重さは人それぞれなので、服薬してみないと分からないのが正直なところ。

しかしたとえ副作用が出たとしても、事前に副作用の可能性があることや対処法などをきちんと説明してもらっていれば、安心して服薬を続けられるようです。ピルの服薬を検討するなら、まずは納得できる診療がうけられると感じる信頼できる医療施設を見つけることが大切なのかもしれませんね。

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継続のポイントは「生活の一部に組み込むこと」

最後に「服薬継続や飲み忘れ防止のために取り組んでいること」を聞いてみました。すると「薬剤が入っているシートで管理している」と答えた人が圧倒的に多く、63.4%でした。
ピルを飲んだことがない人はピンとこないかもしれませんが、ピルは1ヵ月分が1シートにおさめられていて、カレンダーのように数字がふってあるものがほとんど。飲み忘れがないよう、シートで管理ができるようになっています。

次の多かったのが「服薬の場所や時間を決めている」という38.0%と「服薬時間にアラームをセットしている」という29.0%。“習慣化する”という視点でも、飲むタイミングを決めるなど生活の一部に組み込むことが非常に有効です。次第に飲むことが当たり前になってくるでしょう。
自由記述では「時間になったらパートナーから電話をもらう」というユニークな回答も!知人の力を借りながら習慣化していくことも一つの手段かもしれません。

ルナルナにおいても、ピル服薬されている女性向けに「ピル(OC/LEP)モード」というステージが誕生。この春に通知機能も加わって「服薬し忘れた!」なんてことがないようにサポートします!(Androidは順次リリース予定です) 服薬の習慣化に向けて、ぜひこちらの機能も活用してみてください。

アンケート結果から見えてきたのは、ルナルナユーザーのピルとのリアルな付き合い方。ピルとの付き合いは人それぞれですが、相談しやすい医療施設と服薬スケジュール管理をサポートしてくれるツールを味方につけることが、ピル服薬の効果をきちんと感じられるポイントなのかもしれません。
まだピルを服薬したことがない人や、一度やめてしまった人は、避妊や生理にまつわる諸症状で困ったなと思うことがあればじっと我慢せず、みんなの声を参考に 、ピルとの上手な付き合い方を見つけてみませんか?

 

この記事の監修
日本産科婦人科学会専門医  甲賀 かをり先生 

※ルナルナ(アプリ・web)、『ルナルナ 体温ノート』ユーザーへのアンケート結果
2018/12/04
2018/12/10実施 / n= 10,496(途中離脱者を抜いた、アンケート完了済みの方のみ)

 

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この記事のキュレーター

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