“ピル”ってどうやって処方されるの?スタッフが産婦人科を受診してきました!

つらい生理痛やPMS(月経前症候群)には低用量ピル(以下、ピル)が有効って話を聞くけど、なんとなく「産婦人科はちょっと敷居が高いな~」と思っている方も多いのではないでしょうか?

産婦人科では実際にどんな診察がされるの?どんなことを話すの?など気になる点を、最近生理前に出る不調が気になり、ピル服薬を検討していたルナルナスタッフの体験談を元に、ご紹介していきます!

 

まずは自分のカラダやココロの状況を相談することから~産婦人科・初診編~

今回私が向かったのは、婦人科治療や予防だけでなく健康に人生を送れるよう、女性のトータルヘルスケアに重点を置いて診察をされているという『吉丸女性ヘルスケアクリニック』。

院内は清潔感があってとてもキレイです!

まずは受付を済ませ、問診票を記載します。

最終生理日や生理周期、最近の体調などさまざまな項目について回答します。最近の自分はどうだったかな?とアプリに記録したデータや、自分の記憶をたどりながら記入していきます。

問診票を記載したら受付番号が呼ばれるまで少し待ちます。産婦人科ってなんだか緊張する・・・

診察室に入ると吉丸先生が優しく迎えてくれ、診察スタート。

先生:「今日はどうされましたか?」

私:「最近、生理前に気分が落ち込んだり、イライラすることが多いなと感じていて・・・」

先生:「それはつらかったですね。PMS(月経前症候群)といって、生理前にそのような症状が出ることがあります。生理痛はつらくないですか?」

私:「痛みがある方です。仕事中などで、つらい時は市販の鎮痛剤を飲んだりして、なんとか乗り切っています。」

先生:「生理痛は我慢しなくていいんですよ。痛いことが当たり前ではないので、少しでも痛みがあるなら改善していきましょう。生理前後のこのような不調には、ピルというお薬を服薬することでの改善も可能ですよ。」

我慢していないでもっと早く相談しにくれば良かった・・・!

日ごろの体調不良のつらさや不安に感じていることを先生に聞いてもらうだけでも、心が軽くなりました。ピルの服薬については興味を持ってはいましたが、今回の自分の悩みの改善方法の一つとして、先生からもおすすめいただいたので、ピルについてさらに詳しくお話を伺いました。

ピル服薬する?しない?ピルの説明を聞いてみて~産婦人科・初診編~

先生:「ピルの服薬が可能かどうかには、たばこの量や血圧などいくつかの条件があります。これを確認するために、血圧・体重の測定と、再度ピルを処方するための問診票に記載をお願いしますね。
ピルに関する詳しい説明はこの後も時間をとって行うので、もし説明を聞いて服薬に迷うことがあれば、一度ご自宅で検討しても大丈夫ですよ。服薬をしたいと思ったら、生理が始まる前のタイミングで、再度受診に来てくださいね。」

その場で決める必要はなく、じっくりと考えて服薬するかどうかを選択できるのは嬉しいですね。

症状によっては、採血や内診を行う場合もあるようなので、気になっている症状などがあれば必ず先生へ伝えるといいようです。また、内診が怖いという方は、事前にその旨先生に伝えて相談してみましょう。

問診票に記載した結果、私の場合は禁忌項目に該当がなかったので、問題なくピル服薬が可能と判明。再度、看護師さんより服薬の効果や副作用、飲み方、よくある質問などを説明いただき、服薬に対する不安もなくなったので、ピルの服薬を始めてみることにしました。服薬開始にあたり、処方されるピルの説明資材と服薬スケジュールを受け取り、初診は終了しました。

ピル服薬開始!その後の体調変化など、気をつけるポイントとは?~産婦人科・再診~

ピルの服薬を開始すると、その後の体調変化の確認と、次の周期のピルをもらうため再診を受けます。

再診の際は、服薬中の体調や生理の変化についてなどを問診票に記載するので、『ルナルナ』などのアプリや手帳などに、ご自身の体調の変化を記録しておくと良さそう。

吉丸女性ヘルスケアクリニックは、『ルナルナ』で記録したデータを医師と確認できる「ルナルナ メディコ」が導入されている婦人科クリニックのため、『ルナルナ』のピル(OCLEP)モードに日々の体調や服薬の記録していれば、その記録データもみながら診察をしてくれます(※)。

私はピル服薬中の体調を『ルナルナ』のピル(OCLEP)モードに記録していたので、診察室で先生とそのデータを一緒に確認していただきながら、診察を受けることができました。どのタイミングでどんな症状があったか、正確に先生に伝えられるのは嬉しいですね。

先生:「きちんと服薬できているようですが、吐き気が少しつらそうですね。」

私:「はい。この辺で吐き気を感じることが、増えました。」

先生:「この症状はピルの副作用なので、もう少し服薬を続ければ、お薬に体が慣れて症状がおさまってくるはずです。頑張って続けてみましょう!もし我慢できないほどであれば、吐き気止めを処方できますが、続けられそうですか?」

私:「もう少し飲み続けてみて、生理痛も楽になってくるようだったら、頑張って続けてみようと思います。」

再診は、ここで終了。私の場合は、体調の様子から大きな問題もなかったため、引き続き同じピルを処方いただき服薬継続することになりましたが、副作用のでかたによっては、違う種類のピルを処方してもらうことで改善できることもあるそうです。自分の体調について気になる点は記録した上で、不安な点は再診で先生と遠慮なくお話しされることをおすすめします。

いかがでしたか?もし、生理痛や生理前後のカラダとココロの不調が原因で、日常生活への影響があり悩んでいるのであれば、我慢せずにまずは産婦人科の先生に相談してみてはいかがでしょうか?また、改善方法の一つとしてピル服薬に興味はあるけれど、副作用や服薬に心配や不安がある場合も、ぜひ気軽に産婦人科の先生へ相談してみましょう。我慢しない、あなたに合った方法を一緒に考えてくれる強い味方になっていただけると思います。

※「ルナルナ メディコ」の利用方法:『ルナルナ』に記録したデータを医師にて確認いただく場合は、事前に『ルナルナ』からそのクリニックで使用するデータ番号を発番し、医師に伝える必要があります。詳しい手順については、こちらを参照ください。

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★取材協力★

吉丸女性ヘルスケアクリニック

住所:千葉県市川市南八幡4-7-12 ラ・パシフィックビルB-B1

TEL:047-377-3636

HP :https://yoshimaru-womens.com/

 

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この記事のキュレーター

生理日管理ツールの決定版「ルナルナ」が生理にまつわる悩みから妊活・妊娠・出産・育児までの困った!をサポートする情報をお届けします。


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