妊産婦メンタルヘルスとうまく付き合う方法

妊婦さんのメンタルヘルスを良くするために、様々な方法がありますが、ここでは2つ方法を提案させていただきたいと思います。

 

1つめは、ご自分のメンタルヘルスの状態をセルフチェックすることです。
体重を毎日チェックしているだけでダイエットの効果が出る場合もあることはご存知の方も多いと思います。
ご自分の状態をご自分で把握していることはとても重要です。

 

妊産婦さんのメンタルヘルスの状態をチェックする目的で最もよく使われているものに、エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)があります。
これは1987年にイギリスで開発された10項目の自己記入式質問紙で、日本語版は1996年に開発されています。
各項目は03点の範囲をとり、30点満点です。「産後うつ病質問表」という名前ですが、妊娠中にも使用可能です。

 

EPDSは妊産婦さんに特化した質問紙です。
たとえば、うつ病の症状である食欲不振、体重減少、疲労感、性欲減退などの症状は、妊娠中・産後の体調の変化や、子どもの夜泣き等のため、妊産婦さんはうつ病でなっていなくても経験しやすいものです。
そのため、これらの項目はEPDSの項目に含まれていなかったり、不安や恐怖については「はっきりした理由もないのに」そのような症状があったか、不眠や流涙については「不幸せな気分だったので」そのような症状があったかを確認する内容になっています。

 

EPDSを使ってご自身のメンタルヘルスの状態をチェックして、本調子でないときは、いつも以上に睡眠時間を確保したり、ご自分の好きなことをやる時間を確保したり、ご自分をいたわることを心がけてください。
また、信頼できる方に話を聞いてもらうのも良いでしょう。

 

2つめは、インターネット認知行動療法です。
私たちは妊婦さんのうつ病予防のためのプログラムを開発し、その効果を検討するための研究を行いました。
残念ながら、メンタルヘルスの状態が本調子の方と、メンタルヘルスの状態がとても悪い方には効果がありませんでしたが、メンタルヘルスの状態が少し本調子ではない方に関しては妊娠中と産後のうつ病を予防するという結果が出ています。
副作用の心配はありませんので、気が向いたらぜひこのプログラムを活用していただければと思います。

 

この記事のキュレーター

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