妊活ごはんレシピ【魚介類】動物性タンパク質はもちろん、ビタミンDやオメガ3も!

仕事で遅く帰ったときも、下ごしらえした魚介類があれば夕食作りがスピーディーで献立に悩む必要もありません。
妊活中にぜひチェックしてほしい食事の栄養や注意点について、産婦人科医の佐藤雄一先生に、具体的なレシピを料理研究家・小林まさみさんに教えてもらいました。

今回は、健康を維持するために欠かせない栄養たっぷりの妊活ごはん「魚介類」レシピ3選ご紹介します!

監修の先生

小林まさみ 先生

PROFILE:料理研究家。6年間の会社員生活を経て、結婚後、料理研究家に転身。雑誌やテレビで活躍するほか、企業のレシピ開発なども手がける。『毎日ラクする 頼れる主菜の作りおき』(家の光協会)など著書多数。

作り置きで簡単、いつでもおいしい!2人で作る 栄養妊活ごはん #3
※参考:「妊活たまごクラブ 2022-2023年版」

 

妊活ごはん:魚介類

動物性タンパク質はもちろん、魚介類ならではのビタミンDやオメガ3、カルシウムなど海の幸には恵みがいっぱい!

ワンポイント:食べる順番を考えよう

血糖値の急激な上昇を抑えるためには、(1)野菜類(2)タンパク質 (3)ごはんなどの炭水化物の順番で!

魚介類の妊活レシピ(1)サーモンのハーブ焼き

妊活に欠かせないビタミンDがたっぷり!
妊活に欠かせないビタミンDがたっぷり!

■材料(2人分)
サーモンの白ワイン漬け(作り置き) …1袋
赤、黄パプリカ …各1/2個
ドライバジル、ドライオレガノ …各小さじ1/2
オリーブ油 …大さじ1
塩・こしょう …各少々
レモン(くし形切り) …2切れ
イタリアンパセリ(好みで) …適量

■作り方
(1)[サーモンの白ワイン漬け]は焼く10分前に室温に戻しておく。パプリカはヘタと種を取り、縦に細切りする。

(2)サーモンの水けをペーパータオルでふき、各ドライハーブは指でもんでこまかくしながら両面にふってなじませる。

(3)フライパンにオリーブ油大さじ1/2を強めの中火で熱し、パプリカを加え、1分ほど炒め、塩、こしょうをふって皿に盛る

(4)フライパンにオリーブ油大さじ1/2を入れて中火で熱し、サーモンは表になるほうを下にして並べ、こんがり色づくまで両面各4~5分ずつ焼いて、中まで火を通す。

(5)皿に盛り、レモンを添え、好みでイタリアンパセリを添える。

この作り置きで簡単!<サーモンの白ワイン漬け>

■材料(2人分)
サーモンの切り身2切れ、 A[白ワイン大さじ1、塩小さじ1/2]

■作り方
サーモンは水けをふき、塩をふる。保存袋に入れて白ワインを加え軽くもむ。保存袋の口を閉じ、冷蔵室で2時間以上入れておく

■保存期間
冷蔵約2日間、冷凍約3週間

●2回分(4人分)まとめて作りたいときは、材料をすべて2倍にしてください

魚介類の妊活レシピ(2)えびとふんわり卵の炒めもの

栄養豊富で低カロリーなえびをメインに
栄養豊富で低カロリーなえびをメインに

■材料(2人分)
えびの白ワイン漬け(作り置き) …1袋
長ねぎ …1本(100g)
卵 …2個
マヨネーズ …小さじ3
塩・こしょう …各少々

■作り方
(1)長ねぎは根元を切り落とし、斜め薄切りにする。

(2)ボウルに卵を入れて溶きほぐし、マヨネーズ小さじ2、塩、こしょうを入れてよくなじませる。

(3)フライパンを強めの中火で熱し、(2)を流し込み、半熟状に炒めてから取り出す。

(4)フライパンの汚れををペーパータオルなどでふき、マヨネーズ小さじ1、長ねぎを入れ、中火にかける。しんなりするまで炒め、[えびの白ワイン漬け]を入れて、えびの色が変わるまで炒める。(3)の卵を戻し入れ、ざっくりと全体をあえて器に盛る。

この作り置きで簡単!<えびの白ワイン漬け>

■材料(2人分)
むきえび150g、A[白ワイン大さじ1、塩小さじ1/6、こしょう少々]

■作り方
えびは塩水で洗って水けをふき、背わた(あれば)を取る。保存袋に入れ、Aを入れてもみ込み、口を閉じて冷蔵室で2時間以上入れておく

■保存期間
冷蔵約2日間、冷凍約3週間

●2回分(4人分)まとめて作りたいときは、材料をすべて2倍にしてください

魚介類の妊活レシピ(3)鯖の竜田揚げ

鯖は必須脂肪酸「オメガ3」を含むスーパー食材
鯖は必須脂肪酸「オメガ3」を含むスーパー食材

■材料(2人分)
鯖のしょうゆ漬け(作り置き) …1袋
片栗粉 …適量
かぼちゃ(幅7mm、長さ4cm程度に切る) …100g
さやいんげん(筋を取る) …50g
焼き海苔(手でもむ) …1/2枚
揚げ油 …適量

■作り方
(1)[鯖のしょうゆ漬け]は焼く20分前に冷蔵庫から出して、室温に戻しておく。

(2)鯖の水けを軽くきって、ひと切れずつ片栗粉を両面にしっかりまぶす。

(3)フライパンに深さ2cmの揚げ油を160℃に熱し、かぼちゃを入れて3分ほど揚げ、次にいんげんを加えてさっと揚げ、かぼちゃと一緒に取り出す。

(4)揚げ油を170℃に上げ、(2)を入れて4~5分、こんがり色づくまで揚げて取り出し、ペーパータオルなどで油をきる。

(5)皿に鯖と野菜を盛りつけ、手でもんだ海苔をふる。

この作り置きで簡単!<鯖のしょうゆ漬け>

■材料(2人分)
鯖(3枚おろし)大1/2尾(約200g)、A[しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、しょうが(すりおろし)大さじ1/2]

■作り方
鯖は水けをふき、背骨を取って3cmのそぎ切りにする。保存袋に鯖とAを入れて軽くもみ、口を閉じて冷蔵室で2時間以上漬けおく

■保存期間
冷蔵約2日間、冷凍約3週間

●2回分(4人分)まとめて作りたいときは、材料をすべて2倍にしてください

■監修/佐藤雄一 先生
■料理/小林まさみ 先生

■撮影/大森忠明
■スタイリスト/シダテルミ 
■構成・文/飯田由美(BEAM)

※記事内容、日付、監修者の肩書、年齢などは掲載当時のものです。

 

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この記事のキュレーター

妊娠・出産・育児の総合ブランド「たまひよ」。雑誌『妊活たまごクラブ』『たまごクラブ』『ひよこクラブ』を中心に、妊活・妊娠・出産・育児における情報・サービスを幅広く提供しています。


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